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山田美帆(やまだみほ) ■取材・ロケ・コーディネーター ・中央アジア/シルクロード カザフスタン キルギス ウズベキスタン(カラカ ルパクスタン) タジキスタン トルクメニスタン ・ロシア・コーカサスなど 旧ソ連 ・イラン ■通訳・映像翻訳(ロシア語/カザフ語など) ■添乗・ツアーコーディネート ■中央アジア旅行アドバイザー メールはこちらへ yksilkroad@yahoo.co.jp *写真・記事ともに無断転載禁止。ご使用に際しては、メールにてご相談ください。 ++++++++++++++ ブログパーツ
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1 2016年 07月 15日
失われつつあるソ連のバス停遺産をカメラに収めること。
これは私の趣味でもあり、半ば使命だと感じていたりもします。 最近は中央アジア各地で幹線道路の拡張工事に伴い、撤去されてしまうバス停も多いのがバス停マニアにとっては悲しい現状。次に同じ道沿いをいつ通るかももちろん分かりませんし、次に来られたとしてバス停がそこにあるという保証があるわけでもなく、なくなってしまう前にせめて写真を…と焦りつつもある今日この頃。 ロケなどで通る道すがらだと、私の趣味のバス停を撮るのに「一瞬、ここで停まってもらえませんか…?」などとは口が裂けても言えませんから、どこにいてもほぼほぼドライブモードでカメラをスタンバイして構えながら車に揺られている私(笑)。 そういえば、5月上旬にカザフスタンでのロケハン中、雨の幹線道路を走行中に古いバス停を狙っている私を見てドライバーのおじさんがふと言ったのが、 「君と同じようにバス停マニアを乗せたことがあったっけ。数年前に欧米人を乗せてアルマティ州でバス停探しの旅をしたことがあったんだ。どこかに良いバス停残ってない?と聞かれたけど、古いソ連時代のバス停になんて自分は全く興味なかったから、人に聞いてチャリン方面に行ったんだよ…」 ”Soviet Bus stops”という写真集を出したChristopher Herwigですよね、これ、絶対。これまた運命的な…(笑) (余談ですが、アマゾンだとこの写真集、20%オフくらいになっているので、買われるなら今のこのタイミングをお見逃しなく!) ということで、気分一新、バス停の写真を整理してみることに・・・ そのとき走っていたのは、アルマティ⇔アルティン・エメリ国立公園のルート。 幹線道路はほぼ拡張済みで、途中のカプチャガイ付近からタルディコルガン方面に向かうアルハルル峠辺りまでにあったバス停たちはなくなっていて、窓の外の雨模様のように私のテンションも下がりまくりだったのですが… サルウゼク辺りから古い幹線道路を中国方面に走ると、国立公園手前のバスシ村まではバス停の宝庫で収穫あり。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ちなみに、アルマティからアルハルル峠辺りまでは幹線道路沿いには一定間隔でこんな新しいバス停が設置されています。 ![]() ![]() ![]() もちろん、水洗トイレではなく、もっと原始的な作りのトイレであることは間違いありませんが、トイレに停まっている人たちも見かけました。 「こんな原始的なトイレを一定間隔で設置するくらいなら、私だったらガズプロムのガソリンスタンドを一定間隔で設置した方がみんなのためになる。ユーラシア経済同盟も発効しているんだし、幹線道路沿いの水洗トイレと言えば、ガズプロムでしょ・・・(笑)」 ロシアのガズプロムのスタンドと言えば、長距離ドライブの強い味方。カザフスタンやキルギスで幹線道路沿いでまともな水洗トイレに停まるとすれば、ほぼここしかないと思っておいた方が良いかもしれません。売店にはコーヒーマシーンも設置されていますから、美味しいコーヒーも飲めてまさに一石二鳥。 「これ、定期的にメンテナンスするとか、絶対にしないよね・・・じきに汚くなって使えなくなっちゃうでしょ。」 などと散々悪口を叩きつつ、メインの幹線道路からそれる分岐点を少し入ったところにあるバス停とトイレに立ち寄ってみることにしました。 ![]() ![]() ちなみに、ここはまだ普通の日本人にも使用可・・・大丈夫でした(笑)。 青空トイレが苦手な方、カザフスタンでの移動中にこんなバス停を見つけたら、停まってみるのも良いかもしれません。 ![]() ところで、今回整理したものだけでもバス停の写真がざっと300枚ほどあったのには自分でも驚きました。 ベストショットこそ多くはないものの、失われつつあるソ連のバス停遺産の写真コレクションは着実に増えつつある今日この頃。 ・・・ということで、しばらくは”ソ連のバス停”シリーズの投稿が続くかと(笑)。 ■
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by yksilkroad
| 2016-07-15 07:56
| ソ連のバス停
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