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山田美帆(やまだみほ) ■取材・ロケ・コーディネーター ・中央アジア/シルクロード カザフスタン キルギス ウズベキスタン(カラカ ルパクスタン) タジキスタン トルクメニスタン ・ロシア・コーカサスなど 旧ソ連 ・イラン ■通訳・映像翻訳(ロシア語/カザフ語など) ■添乗・ツアーコーディネート ■中央アジア旅行アドバイザー メールはこちらへ yksilkroad@yahoo.co.jp *写真・記事ともに無断転載禁止。ご使用に際しては、メールにてご相談ください。 ++++++++++++++ ブログパーツ
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2008年 06月 04日
サカ族といえばとんがり帽子が特徴的ですが、こんなところでも「とんがり帽子のサカ族」に出会いました。
![]() 紀元前512年頃にアケメネス朝ペルシアのダレイオス1世により建設が始められたペルセポリスは、ノールーズ(新年)の祭儀などが行われた都だったと言われます。 紀元前331年にアレクサンダー大王により破壊され廃墟と化しましたが、今見てもなお圧倒される壮麗な建築群や緻密なレリーフなどの遺構は古代ペルシアの栄華を偲ばせます。 ![]() 西はアフリカ大陸のエジプトやエチオピア、東は中央アジアやインドにまで広がる広大な版図を築いたアケメネス朝ペルシア帝国。この階段には23の属国からの朝貢団が描かれ、当時のアケメネス朝ペルシアの規模と栄華を物語っています。 馬、牛、象牙、金の腕輪、スパイス・・・その国ならではの献上物と服装が特徴的。 とんがり帽子のサカ族の貢物は黄金の腕輪や馬具でした。 ************************************ ![]() ソ連から独立後の新生カザフスタンの象徴とも言えるこの碑ですが、ユキヒョウの上に黄金人間が乗ったモニュメントです。 アルマティ近郊で発掘された「黄金人間」はカザフスタンが誇る考古学的財産だからなのでしょうか? 黄金人間はカザフのシンボル的存在になっているようです。 ![]() これはサカ族の伝統の名残だ、というカザフ人もいますが、本当のところはどうなのか分かりません。 ペルセポリスでサカ族のレリーフを目にしたときには、単純にユーラシア大陸という空間の広がりに感動したものですが・・・ 様々な民族が行き交った中央ユーラシア、カザフの大平原。 現在のカザフ人の祖先=古代のイラン系サカ族という訳では決してありませんが、様々な民族が興亡し、混ざり合い・・・その歴史は想像以上に複雑であったに違いありません。 ■
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by yksilkroad
| 2008-06-04 22:10
| 中央アジア
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