プロフィール
++++++++++++++
山田美帆(やまだみほ) ■取材・ロケ・コーディネーター ・中央アジア/シルクロード カザフスタン キルギス ウズベキスタン(カラカ ルパクスタン) タジキスタン トルクメニスタン ・ロシア・コーカサスなど 旧ソ連 ・イラン ■映像翻訳(ロシア語/カザフ語など) ■添乗・ツアーコーディネート メールはこちらへ yksilkroad@yahoo.co.jp *写真・記事ともに無断転載禁止。ご使用に際しては、メールにてご相談ください。 ++++++++++++++ ブログパーツ
以前の記事
2023年 10月 2021年 03月 2020年 08月 2020年 07月 2020年 04月 2020年 03月 2020年 02月 2019年 10月 2019年 08月 2019年 07月 more... 最新のコメント
カテゴリ
検索
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
2006年 10月 30日
これは19世紀にロシア人が写した写真。
ウズベキスタン・サマルカンドのシャブ・バザールとビビハニム・モスクです。 現在といっても、写真は2003年8月のものですが。 外観は綺麗に修復されていますが、ビビハニム・モスクは巨大すぎるので、モスク内部は修復ができず手付かずのままです。 「建設された当時のものよりもずっと立派に修復されているのではないかしら?」 修復された遺跡を見て、時々ふとそう問い掛けます。 あるとき、あるウズベク人に率直にそんな疑問を投げかけてみました。 すると・・・ 「綺麗に修復して何が悪いの? 豪華で綺麗な方が良いに決まっているじゃない。」 という答えが返ってきました。 なるほど、彼の言うことにも一理あるのかもしれません。 14世紀当時、ティムールの時代に現代の技術を持っても完全に修復不可能なこんな巨大で豪華絢爛な建築物を建てていたのですから。 ティムールの残した遺構が見る人を圧倒することには、異論を挟む余地がありません。 ・・・そう、崩れかかった遺跡の方が情緒あると思うのは、日本人である私の勝手なロマンに過ぎないのかもしれませんね。 時代は変わり、時間は流れても、隣接するバザールの賑わいと喧騒だけは今も昔も変わらないのでしょう。
by yksilkroad
| 2006-10-30 00:53
| 中央アジア
|
Comments(0)
|
ファン申請 |
||