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山田美帆(やまだみほ) ■取材・ロケ・コーディネーター ・中央アジア/シルクロード カザフスタン キルギス ウズベキスタン(カラカ ルパクスタン) タジキスタン トルクメニスタン ・ロシア・コーカサスなど 旧ソ連 ・イラン ■通訳・映像翻訳(ロシア語/カザフ語など) ■添乗・ツアーコーディネート ■中央アジア旅行アドバイザー メールはこちらへ yksilkroad@yahoo.co.jp *写真・記事ともに無断転載禁止。ご使用に際しては、メールにてご相談ください。 ++++++++++++++ ブログパーツ
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2014年 10月 24日
そういえば、こんなすごい写真を撮っていたこと、うっかり忘れかけていました。
ヨルダンのアンマンで空港へ向かう途中の道路を走っている時のこと。 ![]() 前方に何やら気になる車が…走っているではありませんか! すぐにカメラを構えて撮ろうとしていた私を見て、ドライバーがこの車を追いかけてくれました。 ![]() 「2人ともフセインだ! ・・・といっても、この2人、全く違う次元にいる人間だけどね。我々はフセイン1世のことは心から尊敬しているよ。彼が在位中にしたこと、彼の政治的決断力は中東ではずば抜けていたものだ。彼の在位中にヨーロッパやアメリカに行ったことがあるが、その時にはヨルダンから来たというと皆が口を揃えて、”ああ、あのフセイン国王の国だね”と認知してくれていたものだよ。今じゃ、”ヨルダンってどこ・・・?”と言われるのがオチだろうが。彼の息子の現国王アブドゥーラ2世も彼なりに頑張ってはいるが、偉大な父親の足元にも及ばないんじゃないかなぁ。一方、イラクのフセインは根っからの軍人だよ。恐れを知らないタフで強い軍人だった。軍人といっても、リビアのカダフィのように愚かな軍人ではなかった・・・」 こんなものを見つけて興奮気味の私に、ヨルダンの方が滔々と語ったこと。 まあ、一個人の見解としても、何となく納得できる部分もあった言葉でした。 ヨルダンにもいろんな意見を持つ人がいるのでしょうが… ヨルダンの人口も半数以上は避難民のパレスチナ系アラブ人ですし、最近ではシリア難民が人口の1割近くを占めるようになってきたようです。 そして、この車の持ち主の人生にはどんなストーリーがあるのかしら・・・? そんなことを想像しながら、フセイン1世の3番目の妻の名前を冠したクイーン・アリア国際空港までの残り少ない道中、ぼんやりと思いを馳せていた私でした。 ![]() それにしても、ホントに、どの国に行っても、目ざとくこういう事象や美味しいものを見つけただけでトコトン楽しめる私・・・(笑) ■
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by yksilkroad
| 2014-10-24 01:39
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