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山田美帆(やまだみほ) ■取材・ロケ・コーディネーター ・中央アジア/シルクロード カザフスタン キルギス ウズベキスタン(カラカ ルパクスタン) タジキスタン トルクメニスタン ・ロシア・コーカサスなど 旧ソ連 ・イラン ■通訳・映像翻訳(ロシア語/カザフ語など) ■添乗・ツアーコーディネート ■中央アジア旅行アドバイザー メールはこちらへ yksilkroad@yahoo.co.jp *写真・記事ともに無断転載禁止。ご使用に際しては、メールにてご相談ください。 ++++++++++++++ ブログパーツ
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2012年 12月 07日
シルクロードの写真を整理していて気になった商品があったのを思い出したので、そのことを書いておこうかと。
![]() イランのザンジャンで商店に立ち寄ったときに撮ったもの。 ![]() こちらの方がインパクトあると思うんですけどねぇ(笑)。 イランといえば、おそらく外国人は”真っ黒なチャドルをまとった女性が多い国”とイメージするに違いないでしょうね。 そんな真っ黒なチャドルや黒いマントウ(身体の線を出さず、お尻が隠れる丈の上着)用の液体洗剤がこのように売られていて、人気商品だったとしても何ら不思議はありません。 「イラン滞在中は黒いスカーフやコートを着用しないとダメなのでしょうか?」 添乗で行くときにも、女性からはよくこのような質問を受けるのですが、 「いいえ、色は何色でも、例え花模様でも問題はありません。要はスカーフやショールで髪を覆い、極端に言ってしまえば上着の袖は7分袖でも問題ありませんし、丈はお尻が隠れる丈があれば十分。下には長ズボンやジーンズを履いていればそれで大丈夫です。」 私はこのように答えています。 郷に入れば郷に従えで、チャドルを着用したければ現地で購入すればよいし、頭巾のような形をしたマグナエと呼ばれるもの、マントウも現地でそんなに高くないものも手に入ります。 が、基本的には現地の人が見て問題ない格好をしていれば特に新しく購入する必要はないでしょう。 ![]() イスファハーンのジャメモスク(金曜モスク)に隣接するバザールにて。 現地では実際、みなさんのイメージを覆すような女性たちの姿も目の当たりにすることでしょう。 ![]() 2台のイギリスナンバーのトラックを待っていると、旅人を乗せた1台目からぞろぞろ丈の長い黒尽くめの服装をした外国人らしき女性たちが降りて来たのを見てびっくり! 彼女たちの格好から察するに、イランに来るのは初めてだという欧米人たちが入国に不安を抱きながら、少々怖がって入国してきたのは間違いありませんでした。 聞けば、トルコでそれぞれ仕立ててもらったのだというから再びびっくり(笑)。 そして、しばらくして国境を越えてきた2台目に乗ったクルーの女性も同じく丈の長い黒尽くめだったのでした。 皆、私を見た途端に 「えっ、こんな格好で大丈夫なの~???」 と内心は思ったに違いありません。 私の格好はといえば・・・ジーパンの上にお尻が隠れる丈の白い綿のブラウスを羽織り、頭には適当にショールを巻いているだけ。 余談ですが、チャドルにしても、決して黒いものばかりではありません。 イスファハーンのイマーム広場にあるイマーム・モスクでの金曜日礼拝に撮影で入りましたが、礼拝に来ていた女性たちは決して真っ黒ではありませんでした。 ![]() ただし、服装に関してはTPOを考えなければいけないことは言うまでもありません。 観光地ではない聖人廟などの宗教施設に入る場合には、入り口でチャドルの貸し出しをしています。 私はチャドルを借りて、慣れないチャドルと格闘しながら中での振舞いに苦労していましたが、一方で女性カメラマンはトルコで仕立てた真っ黒の服装で現れ、チャドルを借りる必要もありませんでした。 真っ黒な格好でイランに入国してきた女性の旅人たちの服装がその後、どう変わっていくのか? 現地の女性たちの服装にも注目しつつ、そんな視点からも土曜日に放送される番組のイラン・パートをご覧いただければより面白いのでは?・・・と勝手に思っています。 ■
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by yksilkroad
| 2012-12-07 02:01
| イラン
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