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山田美帆(やまだみほ) ■取材・ロケ・コーディネーター ・中央アジア/シルクロード カザフスタン キルギス ウズベキスタン(カラカ ルパクスタン) タジキスタン トルクメニスタン ・ロシア・コーカサスなど 旧ソ連 ・イラン ■映像翻訳(ロシア語/カザフ語など) ■添乗・ツアーコーディネート メールはこちらへ yksilkroad@yahoo.co.jp *写真・記事ともに無断転載禁止。ご使用に際しては、メールにてご相談ください。 ++++++++++++++ ブログパーツ
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2010年 06月 02日
3時間時差のあるカザフスタンと連絡を取り合うため、お昼12時から夜までPCと電話に張り付く数日間でした。
今日もいつ電話を入れようかしら、とタイミングを見計らいながら現地からの反応を待っているところです。 そんな生活も今日でひとまず終わりそうですが、ほっとすると同時にさみしくもあります。 さて、3月のロケハンでは初めて行った場所がありました。 日干し煉瓦を積み上げて造られた城壁は7メートル、城壁の基盤は3メートルで、門の広さが5~6メートルあったといいますから、大きな町だったのでしょう。 崩れた城壁を上り、中へ入ると・・・ 遺跡の中から城壁を眺める。 中世に東西交易路の中継地として栄えた都市であったサウラン。 カザフスタンで初めて地下水組み入れ装置(砂漠の灌漑・給水用)が発見された場所でもあるというのは興味深いです。カレーズもしくはカナートと呼ばれますが、張り巡らした地下水路と井戸を利用した灌漑システムで、砂漠のオアシスでの農耕や生活には欠かせないものだったのですね。 ちょうど中世のアラル海の縮小のことを調べていたこともあり、シルダリヤ河中流域で発達した灌漑システムの話には思わず聞き入ってしまった私でした。 そうそう、トルキスタンにあるコジャ・アフメド・ヤサウィ廟の煉瓦やタイルがこの町で生産されたということも忘れてはいけません。 トルキスタン観光のついでに足を伸ばして、またはシムケントやトルキスタンからクズルオルダ方面へ陸路移動される機会があれば、サウランに立ち寄ってみてはいかが?
by yksilkroad
| 2010-06-02 19:14
| 中央アジア
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Comments(2)
サウラン素晴らしそうですね、来年、オトラルとサウランの両方に行く計画をたてています。
カザフスタンのブログこれからも訪問させていただきます。 今回は綺麗なお写真、ありがとうございました。
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yksilkroad at 2018-08-24 10:47
コメントありがとうございます。歴史がお好きなのですね。サウランより先、クズルオルダよりも西にもかなり多くの遺跡が残っています。こちらは何の手も加えられずに放置されていますが、いまどきはサウランは立派な観光地になっていると思います。私が行った頃はなんにもありませんでしたし、見せるための修復も何もありませんでしたがあ。楽しんできてください!
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