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山田美帆(やまだみほ) ■取材・ロケ・コーディネーター ・中央アジア/シルクロード カザフスタン キルギス ウズベキスタン(カラカ ルパクスタン) タジキスタン トルクメニスタン ・ロシア・コーカサスなど 旧ソ連 ・イラン ■映像翻訳(ロシア語/カザフ語など) ■添乗・ツアーコーディネート メールはこちらへ yksilkroad@yahoo.co.jp *写真・記事ともに無断転載禁止。ご使用に際しては、メールにてご相談ください。 ++++++++++++++ ブログパーツ
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2008年 11月 28日
2008年10月1日、ロシア極東のトロイツァ(ザルビノ)港に、マツダの自動車1,000台を積んだフェリーの第1便が日本から到着。到着した自動車は専用列車でモスクワへ向けて搬出され、約9,300キロの距離をシベリア鉄道に揺られた第1便の車両は、破損もなく、スケジュール通り10月15日にはモスクワ近郊のターミナルに到着したそうです。
マツダ車を載せたフェリーはトロイッツァ港に毎週到着し、シベリア鉄道を経由して定期的にモスクワ方面へ運ばれるのだとか。 極東経由での完成車定期輸送にシベリア鉄道を利用するのはマツダが初めて。 詳しくはこちらの記事をご覧ください 先日、そんな現場の最前線を垣間見る機会に恵まれました。 フェリーから陸揚げされたマツダ車。その数、ざっと1,000台ほど。 ここからモスクワまでの所要日数は10日だそうですから、この日私たちが見たこの車も今月10日前後にはモスクワへ辿りついたことでしょう。 トロイッツァ港はウラジオストクの南西200キロほど、中国国境に近い場所に位置する不凍港。周辺にはスラビャンカ港、ポシェット港などの港もあります。 シベリア鉄道に揺られていると、ガソリンや中古自動車などを積んだ多くの貨物列車としょっちゅうすれ違います。 もちろん、シベリア鉄道経由での安定的輸送にあたっては課題も山積みなことでしょう。 年明けには舗装・拡張工事が終わる予定であるにも関わらず、まだまだ到底終わりそうもないウラジオストクからトロイッツァ港までの道路の整備状況を見れば一目瞭然。ロシア国内であらゆる整備が思うように行き届いていないことは、私自身も大いに実感させられるところです。 が、長い目で見れば、日本からヨーロッパ方面への主たる物資輸送手段としてシベリア鉄道が活躍する可能性も大いに期待できます。 シベリア鉄道の持つ限りない可能性。 それに伴い、シベリア鉄道沿線の風景もだんだん様変わりしてくるのだろうなぁ・・・と思いつつ。
by yksilkroad
| 2008-11-28 02:28
| ロシア・旧ソ連
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