プロフィール
++++++++++++++
山田美帆(やまだみほ) ■取材・ロケ・コーディネーター ・中央アジア/シルクロード カザフスタン キルギス ウズベキスタン(カラカ ルパクスタン) タジキスタン トルクメニスタン ・ロシア・コーカサスなど 旧ソ連 ・イラン ■映像翻訳(ロシア語/カザフ語など) ■添乗・ツアーコーディネート メールはこちらへ yksilkroad@yahoo.co.jp *写真・記事ともに無断転載禁止。ご使用に際しては、メールにてご相談ください。 ++++++++++++++ ブログパーツ
以前の記事
2023年 10月 2021年 03月 2020年 08月 2020年 07月 2020年 04月 2020年 03月 2020年 02月 2019年 10月 2019年 08月 2019年 07月 more... 最新のコメント
カテゴリ
検索
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
2008年 11月 03日
いいえ、ロシア極東のウラジオストクのスーパーです。 このように、結構日本製品がたくさん見られます。 あきたこまちが2キロで742ルーブル(約2,700円)。日本で買う倍の値段くらいでしょうか? 個人的には、ロシア製のチョコレートなどの方がナチュラルで美味しいと思うのですが・・・ 「たまに少し贅沢を・・・というのであれば、高くても日本製のお菓子を買いたくなりますよ。」 というのが現地の人たちの声。 最近ではロシアでも隣国・中国製品への不信感が高まり、食の安全が求められるようになりました。そんな中、「高くても安心」というイメージの定着した日本製の食料品には、根強い人気があるようです。 私がこの街に初めてやってきたのは1992年8月。 当時は国営デパートへ行ってもほとんど物がなく、買い物にも選択の余地がありませんでしたが・・・小金持ちも増えてきた現在、ロシア人たちも物を選び、選べるようになってきたということでしょう。 日本製品といえば・・・ 統計によると2人に1人が車を持っているそうですが、全体の約95%が日本車! 日本車が溢れる通りは、右側通行なのが不思議なくらい。 元々は船員たちが日本からスクラップ直前の中古車を持ち帰ったのが始まりでしたが、15~16年で街じゅうこれほどまでに日本車だらけになるとは・・・驚きです。 一方、以前は大部分を占めていたであろうソ連車やロシア車は1日に1台見かけるか見かけないか。 たった数日間の滞在でしたが、4WDのニヴァ1台、古いモスクビッチ1台、それからトヨタのマークをつけたソ連製オンボロジープとトラックを数台を見かけただけでした。 ウラジオストクは新潟空港から飛行機で1時間半ほど、直線距離にして約800キロ。 東京から新潟へ新幹線で移動するよりも早く到着してしまいます。 一方、シベリア横断鉄道の東の始発駅であるウラジオストクからモスクワまでの距離は、9,258キロ。 列車に揺られれば、7泊8日の長旅です。 距離からしても、首都であるモスクワやヨーロッパ・ロシアより、海を挟んだ隣国である日本や韓国・中国・北朝鮮などとの交流が盛んなのは当然でしょう。 極東地方がそもそもヨーロッパかどうかは別として、街並みや雰囲気からは、 「日本からいちばん近いヨーロッパ」 とでも形容できるかもしれません。
by yksilkroad
| 2008-11-03 17:38
| ロシア・旧ソ連
|
Comments(0)
|
ファン申請 |
||