プロフィール
++++++++++++++
山田美帆(やまだみほ) ■取材・ロケ・コーディネーター ・中央アジア/シルクロード カザフスタン キルギス ウズベキスタン(カラカ ルパクスタン) タジキスタン トルクメニスタン ・ロシア・コーカサスなど 旧ソ連 ・イラン ■映像翻訳(ロシア語/カザフ語など) ■添乗・ツアーコーディネート メールはこちらへ yksilkroad@yahoo.co.jp *写真・記事ともに無断転載禁止。ご使用に際しては、メールにてご相談ください。 ++++++++++++++ ブログパーツ
以前の記事
2023年 10月 2021年 03月 2020年 08月 2020年 07月 2020年 04月 2020年 03月 2020年 02月 2019年 10月 2019年 08月 2019年 07月 more... 最新のコメント
カテゴリ
検索
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
2005年 10月 24日
アルマティでの最初の住まいは大学の寮でした。部屋の窓からは天山山脈の支脈が間近に望め、毎朝晩、窓辺に寄りかかってはぼんやりと山を眺めているのが好きでした。言葉もまだままならず、行動範囲も狭く、その頃付き合いのある人たちといえば寮の住人たち(人種の坩堝のような騒々しく退屈しない寮でした)、クラスメイトの外国人たちに、ごく少数の日本人くらいでした。そんな環境に身を置いていると1ヶ月もしないうちに徐々に言葉を覚えていき…その後コーディネーターや通訳の仕事をするようになりかれこれ10年になります。拠点を日本に移してからも年に何度かは中央アジアやロシアへ出かけるのですが、日々こうして東京で暮らしていると無性に恋しくなるものがあります。 それは、中央アジアの山々と星空、きらきらした瞳の子供たちと素朴で温かい人々。 昨夜、駅からの帰り道にふと夜空を見上げたのですが、東京では月も星も何だか遠くて… 子供の頃プラネタリウムが好きだったからか、どこへ行っても星空を眺めるのが好きです。田舎に泊まるとトイレが外にしかないので不便ですが、そういうときにはついでに空を見上げてぼんやりリフレッシュ。 タジキスタンの山奥の村の月明かりやセミパラチンスクの村でのプラネタリウムのような星空が無性に恋しくなりました。 私の部屋の玄関には中央アジアで撮った人や風景のお気に入り写真が20枚ほど飾ってあるのですが、部屋に戻ってその写真を見たら、何だか無性に人恋しくもなってきました。現場をバタバタ駆け回っている時には、時として「私は何が悲しくてこんな大変な仕事を選んだのだろうか…」と自分自身を呪いたくなるような時もありますが、現場を離れて静かに生活していると「やっぱり私の本職はコーディネーターなのかなぁ?」と思うものです。人との出会いがなければ、そしてそれが好きでなければ、私はきっとこの仕事はしていないでしょうね。 ↓こんな子供たちも大きくなったかなぁ…?↓ ところで、今までに撮った膨大な量の写真を整理しなければ…と思っています。思い出深いものが見つかれば、少しずつアップロードしていくことにしますね。
by yksilkroad
| 2005-10-24 07:05
| 中央アジア
|
Comments(1)
|
ファン申請 |
||